感想その2です。
人妻アンナは、ヴロンスキーと駆け落ちしますが、置いてきた息子・セリョージャのことが忘れられません。何とか手元に取り戻そうとします。母親であれば当然だろうと思いますが、それだけでなく、セリョージャが唯一アンナのことを無条件で愛し、求めてくれる存在だったから強く求めたんじゃないでしょうか。
駆け落ちしたアンナに世間の目は冷たく、人目を忍んだ生活を余儀なくされました。かつて皆に愛され、尊敬されていたアンナは、いまや日陰者です。ヴロンスキーの帰りが遅ければ、嫉妬もしてしまいます。そんな嫌な感情も、今までは持ったことがなかったかもしれません。だから、よき妻、よき母であるはずの自分でいさせてくれるセリョージャの存在を必要としたのだと思うんです。
もちろん、こんな簡単に人間の気持ちは説明できないのでしょうけど…。しかし、トルストイの原作は読んだことがありませんが、アンナという女性を描いた凄い作品だなと思いました!やっぱり名作と言われるには訳があるのですね。
P.S.cokoさん
一路さんの崩れっぷりは艶やかでしたねー。衣装は可愛いし。つい助けてあげたくなります。
夫のカレーニンは、彼なりにアンナを愛していたんでしょうね。でも、「夜だけおまえを思い出す」と復唱するナンバーは、夜だけっ!?ってつっこみたくなったんですけど。そんなところも、アンナが離れてしまった要因なんじゃないですかい!?カレーニンさん!
2006年03月13日
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