この夏映画化もされた『姑獲鳥の夏』の原作本を読みました。京極さんの本は、『巷説百物語』というものを読んだことがありました。京極さんはミステリー作家になるのでしょうか。
私は夢枕獏さんも好きなんですが、雰囲気が似ている気がします。決定的な違いは、獏さんの本は本当に魑魅魍魎(ちみもうりょう)が出てきてバトルしますが、京極さんの場合、奇怪な事件の裏にはそれを実現させている人間がいるんです。そして京極さんの文章は理論詰めで難しく(私には)述べられてるところがあって、読んでる途中で意味が分からなくなることがよくあります。
『姑獲鳥の夏』の怪奇は、大病院の娘が妊娠20ヵ月を迎えても子供が生まれず、その夫は1年半前に医院の密室から忽然と消え、以来ずっと行方不明だというもの。しかしその事件の本題に入る前に、「人の意識とは」「信仰とは」「現実とは」などなど何か難しいことがずっと語られています。もちろん、ちゃんと面白く読める文章なのですが、あの調子でずっと続いていたら読破できなかったでしょう。その理論づくしの文章も魅力の一つなのでしょうけど。
しかし事件の本題に入っていったら、一気に読んでしまいました。ついに読破したので、映画をみたいとレンタルビデオ屋へ行ったら、まだありませんでした。そりゃそうです。つい先週まで都内で上映していたし、DVDもまだ発売してないんですから。早く見たいな〜。
主演は堤真一さん。『姑獲鳥の夏』公式サイト↓
http://www.ubume.net/
2005年09月04日
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京極夏彦
Excerpt: 京極堂には大学に入ってから出会いました。高校の頃は時々星新一を読んでいたぐらいで、あまり読書はしなかったので、最初かなり抵抗がありました。あの面妖なカバー(文庫版)にあの厚さ、そして難しい漢字。星新一...
Weblog: 絵のない絵日記
Tracked: 2005-09-04 12:34
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魍魎はすごいですよー。
ほんとうにとり憑かれます。